部屋に駆け込んできた看護師の浜口さんが慌てた様子で言った。
「ええっ…!?どういう事?!」
一瞬、その場は凍りついた。
「い、今…新生児室に用があって行ったら…居ないの!赤ちゃんが居ないのよ!」
「…嘘!冗談でしょ!?」
予定より発見が早い!
私は内心焦りながらも知らないフリをした。
「ちょっと見に行きましょ!!」
そこにいた全員が、突然の出来事に驚いて新生児室に向かった。
何人かの赤ちゃんが眠っている部屋。そこには確かに一台だけ、空きのベッドがある。
最近まで赤ちゃんが眠っていたような気配を感じる。
別に驚かないわ…私だけが知ってる光景…。
「居ない…どういう事なの!?この前に授乳したのは斉藤さんと山下さんだったわよね?!」
「その時は居ました!私達、確かに全員にミルクを飲ませたんですよ!?」
「じゃあ何で居ないのよ?!生まれたばかりの赤ん坊が一人でどこかに行ける訳ないじゃないの!どこに行ったの」
「とにかく…院長に報告した方がいいんじゃないですか」
私は思わず言った。
ここで議論したって仕方ないのよ?
「そ、そうね」
「ちょっと待って!この子…呼吸がおかしいわ!」
「ええっ…!?どういう事?!」
一瞬、その場は凍りついた。
「い、今…新生児室に用があって行ったら…居ないの!赤ちゃんが居ないのよ!」
「…嘘!冗談でしょ!?」
予定より発見が早い!
私は内心焦りながらも知らないフリをした。
「ちょっと見に行きましょ!!」
そこにいた全員が、突然の出来事に驚いて新生児室に向かった。
何人かの赤ちゃんが眠っている部屋。そこには確かに一台だけ、空きのベッドがある。
最近まで赤ちゃんが眠っていたような気配を感じる。
別に驚かないわ…私だけが知ってる光景…。
「居ない…どういう事なの!?この前に授乳したのは斉藤さんと山下さんだったわよね?!」
「その時は居ました!私達、確かに全員にミルクを飲ませたんですよ!?」
「じゃあ何で居ないのよ?!生まれたばかりの赤ん坊が一人でどこかに行ける訳ないじゃないの!どこに行ったの」
「とにかく…院長に報告した方がいいんじゃないですか」
私は思わず言った。
ここで議論したって仕方ないのよ?
「そ、そうね」
「ちょっと待って!この子…呼吸がおかしいわ!」