教室へお弁当をとりにいった後、私たちは昔使っていた玄関の外をちょこっと出た場所にベンチがあるのでそこで食べれ事にした。


「伶央?どうして急にわたしと食べるなんて言い出したの?」


私は、気になっていた事を聞いた。

そりゃぁ、もう直球に!



「え、なんでって…お前さぁ、あそこで食うつもりだった?」


質問したのは私のはずなのに逆に質問されたわたし。



「え、私?私は、はーちゃんと律に合わせようとしてたけど…。」



わたしは、とりあえずしようとしていた事を話した。

すると、伶央はわたしの顔をじっと見て「そっか。」と笑った。