振り向くとニッコリ効果音がつきそうなぐらい笑顔の伶央がいた。
「れ・・・・・伶「俺、愛菜実と食べてくる。愛菜実、行こ。」・・・・はぁ!?」
急に伶央はあたしの腕を引っ張ったかと思ったら、二人でご飯食べるとか言ってあたしの腕を引っ張り図書室から出た。
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「ちょっと・・・・・!痛いよ!!!伶央離してよ!・・・・・・・・伶央?」
図書室を出てからどこかに歩き出した伶央は一言も話さずにあたしの腕を逃がさねぇよと言ってるみたいに強く握りながら歩いてる。
腕を握られているせいで上手くあるけない。
「伶央!?」
あたしが再び強く呼ぶとハッとしてから後ろを振り返った。