気づいたらドアの鍵は閉められてて




6人の男がいる・・・。




名前も顔も知らない人たちだった。




「? あの・・・ッッ
あたし翔斗く・・・」




「プッッ・・・・・
まじで信じたんだこいつ!!!
勉強できてもこーゆう面では大馬鹿なんだな!!!」




突然爆笑し始める男たち。




・・・なにが言いたいの?




「じゃあ、行くか」




「だな、早くしねーと怒られちまうし」




あたしは両手首を頭のすぐ上に上げられ、壁に押さえつけられた。




「やっっ・・・
ちょっと、何するんですか!!!」




あたしは必死にもがいたけど、やっぱり振りほどけない。