「嫌ですっとにかく!!!
しかもあたしは板橋璃乃みたいに可愛いわけじゃないのに売れるわけないじゃないですか!!!」
そうだよ!!芸能界デビューするんだったら翔斗くんにふられるほうがまだマシ・・・
・・・マシ・・・
「もうっっごちゃごちゃうっさいなさっきから!
君は第二の璃乃としてこれからの人生生きるんだよ!!」
あたしは男に手首を掴まれた。
「嫌っ絶対嫌!!!
助けて翔斗くん!!!!!」
あたしはとっさに叫んでた。
期待、してたんだ。
もしかしたら、助けに来てくれるんじゃないかって。
そんなわけ・・・ないのに。