「それは絶対ない!!
ぜ――――――――――――――――――ったいない!!
だってあの協定がある限り・・・」
「あめーんだよ!!!」
ムキになったオレら。
馬鹿みてぇ・・・。
「まぁとにかく、しょーとそれじゃ甘い!
お前に告る奴もちひろに告る奴も毎日5人はいるだろ!?
だったらんな協定今すぐにでも切り捨てられちまうぞ!?」
航也の言ってることが
すごく
心に突き刺さった気がした
「・・・オレも真麻菜もなぁ、ちひろの好きな奴知ってるんだよー。
そいつにちひろとられても知らねぇぞ?
お・う・じ・さ・ま♥」
・・・ムカムカムカムカムカ!!!
「だーかーら!!
オレはオレで頑張るってばああああ!!!」
そう叫んだはいいものの、航也は走り去っていた・・・。