仲嶋はびっくりしてる・・・当然だよな。



「あ、いや、えっと・・・
仲嶋がずっとPCで資料あつめてくれたから、オレも少しは手伝わねぇと・・・」




がんばって叫びの言い訳をした。



仲嶋は少しのあいだポカンって顔だったけど、すぐにいつもの笑顔になった。



「うん、ありがとう!
それと、翔斗くん」



「・・・え」





「あたしのこと、“仲嶋”じゃなくて“ちひろ”って呼んでくれないかな?」





・・・・・え


えええええええええ



「い、いいのか・・・!?」



「うん、てかそうしてほしいっていうか・・・」




仲嶋の顔は徐々に赤くなってった。




「わかった・・・・・
・・・“ちひろ”」




・・・うわ、恥ず!!!


ちひろはやっぱり赤い顔・・・でも幸せそうだった。