普段通り、朝食を食べ学校に行く
3限目になり、なんとなく気分がのらない俺は、屋上で授業をサボる
屋上で寝っころがっている俺のポケットの中に入っている携帯が音をたてて震える
ポケットの中から携帯を取り出して、ディスプレイを見ると表示されるはずのない名前が表示されている
―柚舞―
柚舞の病棟では、携帯が使えない
その柚舞からの着信が鳴っている
不思議に思いながら出る
《もしもし?》
〈もしもし蒼人くん!!
柚舞が大変なの!!
早く病院に来て!!〉
嫌な予感が現実となる
その言葉を聞いてすぐに柚舞のお母さんからの電話を切って、カバンも持たず柚舞がいる病院に向かって走りだす
柚舞っ
柚舞っ!!
後少しで着くから
無事でいてくれっ!!
病院に着いた俺は、看護師が何か言ってるのを無視して、そのまま走って柚舞の病室まで行く
「おじさんっ、
おばさんっ
柚舞はっ!?」
病室の外で立っていたおじさんとおばさんに話し掛ける
「蒼人くん…
中に…」
泣いているおばさんの変わりにおじさんが答える
「柚舞の所に行ってあげて」
おじさんの低くゆっくりとした声に、俺は頷いて、ゆっくりと病室の扉をあけて中に入る
3限目になり、なんとなく気分がのらない俺は、屋上で授業をサボる
屋上で寝っころがっている俺のポケットの中に入っている携帯が音をたてて震える
ポケットの中から携帯を取り出して、ディスプレイを見ると表示されるはずのない名前が表示されている
―柚舞―
柚舞の病棟では、携帯が使えない
その柚舞からの着信が鳴っている
不思議に思いながら出る
《もしもし?》
〈もしもし蒼人くん!!
柚舞が大変なの!!
早く病院に来て!!〉
嫌な予感が現実となる
その言葉を聞いてすぐに柚舞のお母さんからの電話を切って、カバンも持たず柚舞がいる病院に向かって走りだす
柚舞っ
柚舞っ!!
後少しで着くから
無事でいてくれっ!!
病院に着いた俺は、看護師が何か言ってるのを無視して、そのまま走って柚舞の病室まで行く
「おじさんっ、
おばさんっ
柚舞はっ!?」
病室の外で立っていたおじさんとおばさんに話し掛ける
「蒼人くん…
中に…」
泣いているおばさんの変わりにおじさんが答える
「柚舞の所に行ってあげて」
おじさんの低くゆっくりとした声に、俺は頷いて、ゆっくりと病室の扉をあけて中に入る