「蒼人
屋上行かない?」

「ん?
いいよ」


雲1つない、晴れた日

あたしは病室に来てくれていた蒼人を病院の屋上に誘う


「ん〜
気持ちいい〜」

「何か、元気になれそうだな」

「そうだね」


あたし達は、ポカポカしている屋上に生い茂っている芝生の上に寝転ぶ


「ねぇ、蒼人
合宿の時にした約束
覚えてる?」

「ん?
覚えてるよ
バスケのやつだろ?」

「うん」



あたしが言っている約束は、合宿の時に蒼人とした

これからもずっと、バスケを続けていく

って言う約束