「あの子もね、蒼人くんと同じくらい悩んでるの…
蒼人くんと同じくらい苦しんでるの…
多分、まだ頭の中がゴチャゴチャしてて整理しきれてない部分があると思うの
だから、もう少し待ってあげてほしいの…
たくさんの時間がかかるかもしれない…
それでも、待っててくれないかな?」


「はい…
何年かかろうと、柚舞を待ってます」


「あたし達じゃ、もうどうする事もできないの…
だから、蒼人くんに任せるしかないのよ…
蒼人くん
柚舞の事、お願いします」


「任せてください」


おばさんが悩んでいるように、柚舞み悩んでいる…


俺に、何が出来るか分からないけど、柚舞を救いたい


おばさんを救いたい


だから、俺は何年経っても柚舞を待つよ