柚舞が倒れたあの日

俺が弱音を吐いたあの日から、1週間が過ぎた


あれから、柚舞は何ともないみたいだからあの事は夢なんじゃないかなって思ってた


でも、現実はそうでもなかったんだ


何ともなかったんじゃなくて、俺が気が付いてなかっただけだったんだ



   ゆっくりと

   でも確実に

   俺と柚舞の歯車は

   狂っていった