数秒してから、くっついたおでこと、絡まった小指を離して、もう一度指を絡ませる


「柚舞?
さっきの約束、絶対守ろうな?」

「分かってるよ」


もう一度、視線を絡ませて微笑みあう



こうしている時間が、もっと、もっと


永遠に続いてほしいって思うあたしは、我が儘なのかなぁ?って思う



いつか、蒼人と交わしたこの約束を守れなくなる日が来るなんて、思ってもみなかった



もちろん、蒼人も…