真央SIDE


ミーンミーン…
ジリリリリリ…



蝉の声と目覚まし時計の音が部屋中に響く。



もう朝…?

あたしは眠たい目をこすりながらベッドから降り、
学校へ行く準備をする。


あれから月日は立ちもうすぐ夏休み。



あたしの男の子嫌いはなおってないけどやっぱり海斗だけは大丈夫みたい。




『いってきまーす。』