梨里愛:「まったく!少しは和也を見習いなさいよね!」



そう梨里愛はため息をつきながら呟くようにして言ったのを美羽は聞き逃さなかった。




美羽:「なんで和也?」




美羽がそう首をかしげながら不思議そうな顔で聞くと梨里愛は驚いた顔で言った。




梨里愛:「えっ?別にー同じ幼なじみでなんであんなに違うのかなーって思って」



そう梨里愛は美羽に笑顔で言った。




美羽:「そう?梨里愛もしかして和也のこと好き?」




美羽はそう梨里愛に恐る恐る聞いた。




梨里愛:「好きだけど?」



梨里愛はそう美羽にサラッと言った。



美羽:「告らないの??」



梨里愛:「なんで?」



美羽:「だって好きなんでしょ?」



梨里愛:「だから何で告るにいく?美羽はアタシの心配より自分の心配しなさいよねー」



そう梨里愛はため息をつきながら美羽に言った。