拓海はそう言って
私を引っ張って行った
「そろそろ離してくれない?」
「あっごめんごめん」

そう言って拓海は私の腕を放した

「もうすぐ来ると思うから、ここで待ってて、んじゃっ」
「えっ!ちょっと…」

拓海は走って行ってしまった

ちょうど5分がたった頃…
あなたは私の前に現れたんだ…


「あの…」
私の言葉を遮って彼は言った…
「俺、蓮…よろしくな」
「うん。私まゆ…」
「じゃあまゆって呼ぶな!俺は蓮で。今何か言おうとした?」
「ううん、何にもないよ。でも何で私たちは会ったのかな?」
「えっ…拓海に俺に会ってほしい人がいるって…あれ?何で?」

拓海あいつ~!!
「拓海にはめられた感じだね、ははっ…」

「そうみたいだな」
そう言って2人は笑いあった

「とりあえず、メアドでも交換するかっ」
「そうだね」


あっというまの昼休みだった