「まゆ~おはよう!」
「おはよう。あれ?!」
「紹介するね~あたしの彼氏(拓海)」
「どうもっ」
「あっ…どうも~」
そう言って私は結菜を引っ張る
「ちょっといつの間に彼氏なんかいたの?」
「昨日かな?」
「昨日かな?って」
「かっこいいでしょ拓海!あっ!そういえば…」
そう言って結菜は
彼氏のもとに戻っていった
仕方なく私もついていく

「ねぇまゆ、拓海が紹介したい人いるんだって」
「えっ…?誰?」
「俺の友達なんだけど…無理だったらいいよ」
「いいんじゃない?ねっ!まゆ~」

結菜が笑顔で言うもんだから断れなかった

「じゃあ昼休みにでも会ってやって」
「あっ…はい」

話をしている内に3人は同じ教室に入っていった…

「あれ?結菜の彼氏って同じクラスだったの!?」
「そうだよ~」
「ひどいよ、まゆ~」
「ま…ゆ?呼び捨て?」
「あっ俺、拓海でいいから」

ちゃらいなこいつ…


でも何か楽しくなりそう

初めてそう思った
結菜に会えてよかったなぁ~


キーンコーンカーンコーン…
昼休み…
「結菜~終わっ…ちょっと何?」
拓海は笑顔で…
「行くぞ!」
「どこに!?」
「結菜、ちょっと待っててな」
「りょうかーい」