また、まゆの笑顔が見れるんだ!って思うとさ、死にたくなくなっちゃって…
ずっとまゆといたい…ずっと離れたくないって…思うようになったんだ。
そしたら余命より2ヶ月も長く生きてた。
まゆのパワーはすごいよ。さすがだな…
俺がいなくなってもさ、ちゃんと恋しろよ。
これから先辛いこともいっぱいあると思う…でも俺はずっとまゆの味方だから…
ずっと見守ってるから…だから生きろ!
生きて生きて生きまくれ!

まゆ…
俺のこと好きになってくれてありがとう。
まゆ…大好き


by優弥」




ねぇ優弥…
私はまた恋をするね。

優弥を忘れるためじゃない…
思い出にするため…
絶対に忘れないから…
優弥への気持ちは
ずっと変わらないから…


「蓮…」
「どうした?」
「蓮は…いなくならない?」
「当たり前だろ?」
「私の大切な人はみんな私から離れていっちゃうの…」

蓮はそっと私を抱きしめて言った。

「何が何でも離れない。絶対に!」
「うん」


きっと蓮は幸せにしてくれる…
そう思った。