私たちの思い出の場所である、公園。




そこにある大きな桜の木の下が、私たちが初めて会った場所…。







「だんだん散ってきちゃったな…」




「うん…。また来年まで桜とはお別れか」





木の下に座ってそんな事を話す、いつもの時間。





一日の中でほんの少しだけしかない時間だけれど、私は大好きだった。