私は嶋木 美鈴-しまき みすず-。


手芸部の部長。


「ふふっ。皆何にするか決まった?」


「あ、はい。」


「あたしも。」


「じゃあ、頼もうかしら。」


ピンポーン


私がベルを押すと、即座に店員が来た。


「ご注文はお決まりでしょうか。」


「えっとあたしはー、キャラメルマキアート。アイスで。」