「かーな!!」

りゅうはうちより身長が高い。

上から見下ろして、
うちの髪を撫でてくれた。

この感覚が好き。

「なに~?」

ちょっとぶりっ子もしてみる。

かいとと付き合ってる時には
考えられない行動だった。

けど、りゅうになら出来た。

なんか・・

うちのすべてを悟ってくれてる気がしたから。


うちとりゅうは校内でも
結構仲良くしてた。

空いてる教室に2人きりに
なったときは、
必ずりゅうがキスしてくれた。

そんな日々が楽しくて仕方なかった。