1ヶ月後・・・

「おっはよーかいと♪」

家の前で待ってるかいとの
背中を思いっきり叩いた。

「いってぇーなあ・・・お前、遅すぎ!!」

今日もまたかいとの説教。

「なんでこう、毎日遅いわけ?
ちょっとは勉強しようよー・・」

かいとはため息をついた。


「・・・ごめんなさい。」

正直気持ちこもっていない。
だって・・かいとが本気で怒ってない
事くらい、顔みれば分かるもん♪

「・・はあ・・かわいすぎ・・」

うん?

「今・・かいとなんて言った?」

答えにちょっとは期待してみるけど、
意地悪かいとが2度も言ってくれる訳なく・・

「うっせぇー!!さっさと学校行くぞー」

そう言って先に歩き出した。