「先輩、それオバサン臭い発言だよ。まだ女子高生じゃん。」 「そっか…。確かにね!」 無駄に明るく、語尾を上げてそう言った。そうでもしないとまた、ため息がもれてしまいそうで…。 つらいな。もう、誰かが私のこと全部決めてくれればいいのに。 そんな、無責任なことを、考えてしまった。