センター試験と、その後の二次試験まで、自分の気持ちを持っていけるか不安になっていた。 前までは、弓道で培った精神力でいけるんじゃないかと思っていたけど…いざ、目の前にしたらひるんでしまう。 「はぁ-…。」 自然とため息がもれる。 「遥海先輩?どうかした?」 今は、浩太郎が一緒なのに。