ミルクプリンを口に運びながら、ミユとたわいもない話をする。
学生時代の馬鹿話や、恋の話。
昔の自分を知ってる人と、その当時に返って話すのってなんて楽しいんだろ。
あれこれ悩んでる自分がうそみたいな瞬間が何度もあった。
そのうち、マナちゃんは椅子にもたれながら寝てしまった。
「あ、マナ寝ちゃった。これはラッキー。」
ミユは私の方を見て笑った。
そして、そのままマナちゃんをそっと抱きかかえて、寝室に寝かせにいく。
少しして、キッチンでコーヒーの香ばしい香りが漂ってきた。
トレーの上に、湯気のたったコーヒー茶碗が二つ。
真ん中に、私が手土産に持ってきたクッキーを盛ったお皿がのっていた。
「これで、落ち着いて話せるね。」
ミユは私の前にゆっくりと腰を下ろした。
「たぶん、二時間は寝てくれるはずだから。」
そういいながら、私の前にコーヒーを置いた。
私は何も言わず、うなずいてコーヒーを手前に寄せた。
いい香り。
ミユの家の中にあるあらゆるものや空気やにおいが私を癒してくれる。
今日、思い切って来てよかった。
学生時代の馬鹿話や、恋の話。
昔の自分を知ってる人と、その当時に返って話すのってなんて楽しいんだろ。
あれこれ悩んでる自分がうそみたいな瞬間が何度もあった。
そのうち、マナちゃんは椅子にもたれながら寝てしまった。
「あ、マナ寝ちゃった。これはラッキー。」
ミユは私の方を見て笑った。
そして、そのままマナちゃんをそっと抱きかかえて、寝室に寝かせにいく。
少しして、キッチンでコーヒーの香ばしい香りが漂ってきた。
トレーの上に、湯気のたったコーヒー茶碗が二つ。
真ん中に、私が手土産に持ってきたクッキーを盛ったお皿がのっていた。
「これで、落ち着いて話せるね。」
ミユは私の前にゆっくりと腰を下ろした。
「たぶん、二時間は寝てくれるはずだから。」
そういいながら、私の前にコーヒーを置いた。
私は何も言わず、うなずいてコーヒーを手前に寄せた。
いい香り。
ミユの家の中にあるあらゆるものや空気やにおいが私を癒してくれる。
今日、思い切って来てよかった。