メールの受信を気にしながら、次から次へとわき出る仕事を一つずつ片付けていく。
不思議と仕事への集中力が高まっていた。
いくら仕事をしても、疲労も感じない。
別のところに神経が行ってるからかしら。
気がつくと、20時を回っていた。
久々に残業してるよな。
でも、まだタツヤからの連絡はなかった。
何時になるかわからない・・・って言ってたっけ。
今の私は、たとえ何時になろうとも、タツヤと会うことの方が大切だった。
職場の同僚がどんどん帰る中、私の机上は書類でいっぱいだった。
21時を回って、上司が私の前にやってきた。
さすがにこんな夜遅くまで女性社員を残業させるのに気がひけたらしい。
「おい、まだ仕事あるのか?」
本当は今やらなくてもいい仕事をやっていた。
「はい、あと少しだけ。きりのいいところまでやりたいんで。」
上司の顔をちらっと見て、またパソコンに向かう。
「でも、もう遅いから、きりのいいところで引き上げろよ。」
上司は優しい声でそう言うと、自分の席に戻っていった。
上司って時に不憫に思う。
私が残ってる限り上司は帰れないわけで。
不思議と仕事への集中力が高まっていた。
いくら仕事をしても、疲労も感じない。
別のところに神経が行ってるからかしら。
気がつくと、20時を回っていた。
久々に残業してるよな。
でも、まだタツヤからの連絡はなかった。
何時になるかわからない・・・って言ってたっけ。
今の私は、たとえ何時になろうとも、タツヤと会うことの方が大切だった。
職場の同僚がどんどん帰る中、私の机上は書類でいっぱいだった。
21時を回って、上司が私の前にやってきた。
さすがにこんな夜遅くまで女性社員を残業させるのに気がひけたらしい。
「おい、まだ仕事あるのか?」
本当は今やらなくてもいい仕事をやっていた。
「はい、あと少しだけ。きりのいいところまでやりたいんで。」
上司の顔をちらっと見て、またパソコンに向かう。
「でも、もう遅いから、きりのいいところで引き上げろよ。」
上司は優しい声でそう言うと、自分の席に戻っていった。
上司って時に不憫に思う。
私が残ってる限り上司は帰れないわけで。