翌日。
早めに出社した。
少しでも早く状況を知りたかった。
既にタツヤの部署はほぼ全員がそろっていた。
そこに、やはりタツヤの姿はなかった。
まだ上海にいるんだろうか。
いずれにせよ、前日よりも部署内の雰囲気は落ち着いていた。
一段落したんだろうか。
そうであってほしいと祈りながら、自分の席についた。
パソコンのメールには、まだタツヤからの返信はなかった。
そりゃそうだとわかっていながらも、返信がないことに不安になる。
気持ちが落ち着かないまま、できる仕事を片付けていった。
そして、受信通知があるたびに、緊張しながらメールを開いた。
夕方。
アユミからメールが届く。
『仕事終わってからちょっといい?』
タツヤの新しい情報を入手したんだろうということはすぐにわかった。
『オッケー。更衣室で待ってる。』
終業時間きっかりに私は事務所を後にした。
更衣室に入ると、まだ着替えを済ましていないアユミが壁際にもたれていた。
早めに出社した。
少しでも早く状況を知りたかった。
既にタツヤの部署はほぼ全員がそろっていた。
そこに、やはりタツヤの姿はなかった。
まだ上海にいるんだろうか。
いずれにせよ、前日よりも部署内の雰囲気は落ち着いていた。
一段落したんだろうか。
そうであってほしいと祈りながら、自分の席についた。
パソコンのメールには、まだタツヤからの返信はなかった。
そりゃそうだとわかっていながらも、返信がないことに不安になる。
気持ちが落ち着かないまま、できる仕事を片付けていった。
そして、受信通知があるたびに、緊張しながらメールを開いた。
夕方。
アユミからメールが届く。
『仕事終わってからちょっといい?』
タツヤの新しい情報を入手したんだろうということはすぐにわかった。
『オッケー。更衣室で待ってる。』
終業時間きっかりに私は事務所を後にした。
更衣室に入ると、まだ着替えを済ましていないアユミが壁際にもたれていた。