俊輝の体を叩いた

やっぱり俊輝は筋肉質だな・・・

私は俊輝の大きな体に

包まれてあやうく眠ってしまいそうになった

「綾!海入ろう!」

俊輝は私の手を強く握って走っていった

「つめたっ!」

海の水はまだ冷たくて

私と俊輝はかけ合いをしたり

深いところまで行ったりした

「綾!ここまで来いよ!」

俊輝が奥のほうで両手を広げている

私は水を掻き分けて必死に俊輝の元へ行った

早く俊輝のところに行きたくて

私は海の中を走った

すると・・・

ガッ―――――・・・!

私の足のところに窪みがあった

私は足を滑らせておぼれてしまった

「きゃっ!!!」

私はあまり泳げなくて必死でもがいた

息が―――・・・・・・!

その時、ふわっと何かが触れた

「は―――っっ!」

水の上に出て私はいきおいよく酸素を吸った

「大丈夫かっ!?」

私は後ろを振り向いて俊輝に抱きついた

「怖かった~!!!!!」

肌と肌が直接当たって

なんか変な気持ち・・・

きっと俊輝はしたことあるんだろうな・・・

私と俊輝は見つめ合ってキスをした

「綾・・・愛してる」

何度愛してるを言ってもらえても

いつもいつも貴重でとても感動してしまう