目が覚めた時なぜかベットに居た

そして俊輝が私の体を包んでくれてた

ちゃんと毛布もかけてあって・・・

「俊輝、ありがとっ!」

私は俊輝のほっぺにチューをした

「私、お母さんとか心配してるから
 そろそろ帰らなくちゃ・・・」

「すぐそこだけど送るよ!」

私は俊輝の家を出て

隣の私の家に戻ってきた

「おやすみ、綾」

「今日はありがとう・・・
 俊輝、大好きだよ」

俊輝とおやすみのキスをして

私は家に入った

「ただいま・・・」

「おかえりなさい
 どこ行ってたの?
 心配したのよ・・・?」

お母さんは怒らないで

優しく尋ねてきた

「友達の家に居たんだ・・・
 隣の俊輝の家・・・
 ごめんね」

「お友達の家なら安心したわ
 お姉ちゃんすごく心配していたのよ?
 お父さん居ないんだから
 あんまり心配かけちゃだめよ?」

私はおねえちゃんの部屋に行った

「お姉ちゃん?」

「あっ!帰ってきた!!
 どこ行ってたのっっ!?」

「隣の家・・・」

「隣なら一回帰ってきていきなさいよ!
 それに連絡くらいはしなさい!」

私はおねえちゃんの部屋を出て

自分の部屋に行った

私のお父さんは私が小さい頃

離婚してよく顔も分からない