「・・・綾」

俊輝の声が聞こえて私は俊輝を見た

「昨日・・・ごめんな」

俊輝は私を見て切ない顔をして呟いた

「いや・・・いいよ」

私は目をそらした

「・・・・・・綾」

俊輝がいきなり抱きしめてきた

「ちょっと!?何!?」

私は俊輝の体を押した

けどびくともしなかった

「離して!」

「離さない!」

俊輝の言葉に私は何も言えなくなった

静かな密室の中

私の鼓動が大きく聞こえた

俊輝はやっと体を少し離した

すると今度は私の顔をみつめ

優しくキスをしてきた

そのキスが気持ちよくて

私は俊輝に抵抗をしなかった

長い長いキス・・・

何度も角度を変えて

離したりまたキスしたり

「綾・・・」

俊輝は何回も私の名前を呼んだ

俊輝は舌をいれてきた

「ん・・・」

私は初めての激しいキスに

腰を抜かしてゆっくり倒れこんだ