「あの・・・私なんも役にたたないかも知れないけど
 話聞くぐらいならできるから・・・」

俊輝は私を見て微笑んだ

「ありがとう」

私は俊輝に見とれた



俊輝のその言葉と笑顔に

私は一瞬で俊輝のことがスキになってしまったんだ



私と俊輝はいろんな話をして

時間はあっという間に過ぎた

「ごめ~ん!!!」

後ろから声がして

そこには手を大きく振って

走ってくる伊織がいた

「おせーよ!」

俊輝は伊織の頭を叩いた

「ごめんね~」

伊織の服装はとてもかわいくて

私は伊織に抱きついた

「伊織!いつもかわいいけど
 今日はもっとかわいい~!!!」

きゃっきゃっ騒ぐ私に

伊織はきょとんとしている

「さっ映画行くか!」

俊輝は手を叩いてバックを持った

「・・・パフェ代、俺がおごるよ」

俊輝が小声で言った

「何で!?いいよ~!!」

「話聞いてもらったから!
 お返し!!」