「えっ？」
私は後ろを向いた
「なんの騒ぎか分かんねぇけど
お前女の子に手ぇ出すなよ
みっともねぇぞ」
「･･･俊輝？」
そこには俊輝がいた
「ちっ行くぞ！」
男の人たちは走っていった
「ありがとう！俊輝！！」
「俊輝？多分人違いだと思うぜ？」
え･･･？
「俊輝じゃないの？」
「俺、柳下斗馬っていうんだけど･･･」
「えっ！？すいません･･･
知り合いに似てたもので･･･」
「あっいや
全然いいんだけど･･･」
この人俊輝とほんとそっくり
こういうのを瓜二つというのかな…？
私は女の人を見た
女の人は座り込んで唖然としていた
「大丈夫？」
「あっ！ありがとうございます
助けてもらっちゃって･･･」
「無事ならよかったよ！」
「あ･･･あの･･･
片山綾ちゃんですよね？」
「何で知ってるの？」
女の人が私の名前を知ってて
ちょっとびっくりした
「えっと実は私同じ高校の同じ学年なんです･･･
綾ちゃんかわいいから知ってました」
「そうだったの！？
ごめんね、私･･･」
「いっ･･･いえ！！」
