「は・・・・隼人さん?!」


「ん、悪い・・・・つい・・・・」


・・・・・・無意識か・・・・絶対しなさそうなのに・・・・・やっぱり人は見かけじゃないのね・・・・・


妃奈は視線をそらすと、ちょうど壁掛け時計が目にとまった。


「・・・・3時か。まだ時間あるし・・・コーヒーでも飲みますか?」


妃奈は体を起こしベッドを降りた。

「・・・頼む。手伝おうか」


隼人は上半身を起こし、ベッドから降りようとした。