「電話したほうがいいのかな・・・・・?でもこんな時間だし・・・・・」


部屋に着いた妃奈は、携帯とにらめっこをしていた。


只今の時刻、午前2時ちょっと前。


「・・・・どうしよう・・・・待つって言ってくれたし・・・・・」


独り言をブツブツ言っている間に五分過ぎてしまった。


意を決して携帯を取ろうと手を伸ばした瞬間、