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「行ってきます〜♪」



朝食を食べ終わり、

俺は姫夏と共に家を出た。



姫夏は由紀江さんに
笑顔で手を振り、

俺は小声で
「行ってきます」とつぶやいた。











タン‥

タンタン‥




マンションの階段を

俺より先に降りて行く姫夏。



しかも
一段抜かしかよ(笑)







「ねェ〜、
今日も“角っちょ”行く〜?」


クルッと振り返る姫夏。






「“角っちょ”(汗)?」


って何?





「昨日会った体育館の裏だよ〜
今日もあそこでサボる??」


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