彩夏のメールを見たら、
すごいホッとした…


なんだか

昔の友達じゃなくて
今の友達の方が

居心地がいい。



なんでだろ?

どっちも大切な友達なのに…


私が子供なのかな?





《〜〜〜♪♪〜♪》


――!!

少し泣きそうになった時、
携帯の着信音が鳴った。

私は涙をぐっとこらえ、
ディスプレイの名前を見ずに
電話に出た。





「…もしもし?」

『お前‥俺のチャリ使ってるだろ?』

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