「大丈夫っ!!!
ママからチカン撃退法でパンチ力には自信あるから!!」


今の私の発言に、

何も言い返す言葉がない
彩夏であった・・・








「よォ〜しっ」


私は腕を回し、頭の中で
シミュレーションをする。






「き、気をつけてねっ」

「大丈夫大丈夫☆」



屋上の扉へ近づき、
拳を握りしめる私。






「ふぅ〜」


軽く深呼吸をして…






「「おりゃああああ!!!!」」



ゴォォン!!




「痛てェェ(泣)」

「姫夏大丈夫っ!?」



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