イズミ「昨日は楽しかったな~。」

理華「確かに!最初は緊張したけど…イズミ、才能あるよ。」

イズミ「そう?オナベバーでバイトしよっかな♪」

昨日の理華とイズミのデート作戦は大成功を収め、今は光と麻子のデート直前会議をしている。

光「…」

理華「光、そんなに緊張することないよ!」

光はこの作戦自体も不安だが、相手が麻子というのも気掛かりだった。

イズミ「もうすぐだけど麻子遅いなぁ…舞香たちはとっくに入ったのに。」

「よぉ!お待たせ!!」

3人の背後には、オールバックに付けヒゲ、サングラスの麻子が立っていた。

光「…」

イズミ「な、なにその格好!打ち合わせじゃ、お兄系って言ったのに…なぜジージャン&皮パン?!」

麻子「だってー、こっちの方がイカすんだもん!」

理華(ヒゲ…)

麻子は、完璧!という感じで張り切っているが3人は一気に不安になった。

麻子「さっ、光行くわよ!手つないで!!」

イズミと理華は強引に光を連れて行かれるのを見送ることしかできなかった。

イズミ「ひ、光の方が背高いし…」