翌日、麻子とイズミは休み時間もろくに取らずセコセコと忙しそうにしていた。

理華「もう4時間目始まるのに…」

光「なんだかメチャクチャ張りきってるね。」

麻子とイズミはちょうど、出席をとっているときに帰ってきた。

教頭「おい!遅刻だぞ!!」

イズミ「すいません、トイレが長引いて。」

麻子「あたしも。」

しばらくすると光と理華にメールが届いた。

『放課後、準備室で打ち合わせするよ。』


―――――――


イズミ「はい、理華。」

麻子「光はこれ。」

光と理華にはそれぞれ謎の紙が渡された。

理華「慎吾。東大生。趣味は、読書。明日の放課後にデート。あ、明日!?」

イズミ「準備万端だから安心して。ちなみに校門に迎えに来てる設定だから。」

光「た、竹野 豊…。光がベタ惚れなハンサムマン。土曜に映画デート。なんで土曜?!」

麻子「舞香たちがオーリの新作見に行くって言ってたのよ!休み時間に理華との会話で彼とのデートのことをみんなに聞こえるように話してね。」

光(ヒィ~~)