次の日は珍しく麻子も一緒に登校していた。


ヒソ ヒソ ヒソ…


生徒1「あのコ達でしょ?あのウワサの…」

生徒2「え~~!!なんかビックリ!!」


光達をみかけると大半の生徒達がヒソヒソと話している。

光「気のせいかもしれないけど…なんか今日注目浴びてない?」

理華「う、うん」

麻子「気のせいじゃなさそうよ。」

イズミ「え!?ウチら有名になってんのかな!!」

3人が不穏に思っているなか、イズミだけが空気を読めずにいた。

麻子「イズミ、あんた空気読みなさいよ…。まぁ、気にしてもしょうがないわね。さっさと行きましょ。」

ヒソ ヒソ ヒソ…


生徒3「日比野どうすんだろ…」

生徒4「まず日比野は知ってるのかね…」


光(日比野……!?)

光はヒソヒソと話す生徒達の会話の中から『日比野』という言葉を見逃さなかった。

光(もしかして私と日比野の噂……??)


光は一瞬でイイ噂ではないなと感じとった。