しばらくすると、外から足音が聞こえてきた。        

「おい、まだ誰かいるのか?」               

光(や、やばい!)

コソコソッッ

二人は慌てて、用具室から飛び出した。

―帰り道―

理華「さっきは焦ったね。」

光「うん、ヤバかった!」

もうすっかり元の二人に戻っている。

理華「このことはバレないように私たちだけの秘密にしなきゃね。」

光は少し寂しさを感じたが理華と付き合えるならそれでもよかった。

光「オッケー。」

それから、いつものようにワイワイと話した。

話が一旦途切れたところで、理華が言った。


理華「ねぇ光。いつ…から?」