小金駅前、AM7:30。光と理華はやはり待たされていた。

光「ったく…思った通り、イズミと麻子のヤツ!!絶対遅刻だと思った!」

光がご立腹なのを見て、理華は言った。


理華「まだ出発までに時間あるからいいじゃない。…それに、遅刻してくれたおかげで二人きりだし……。」

光が理華の方に視線を向けると、恥ずかしそうに笑っている。

光(カワイイ…)


ダ ダ ダ ダ ダ


イズミ「ごめん、遅れた!!」

麻子「遅れて悪かったわね……ハァハァ」

光(チッ…いいとこだったのに。)

理華「とにかく電車に乗ろ!!」


ダ ダ ダ ダ ダ

プシュー…


イズミ「はぁ…間に合った。」