((♪))

理華「はい。」

光「理華?理華、ゴメン!旅館がある場所、圏外で…公衆電話も使えないし。ほんとゴメン。」

理華はどんなに不安になったか言おうと思っていたが、あまりに必死に謝る光るが可愛く思えてしょうがなかった。

理華「光、おかえり!」

この一言で、光は理華の優しさに包まれた気がした。

――――――

翌日も、麻子とイズミは教室にいた。

イズミ「今日でやっと補習から解放される~~!」

麻子「ほんと、地獄の2週間だったわね……」

麻子とイズミの課題は一日20枚のプリントをこなすこと。
それだけでもハードだが、さらに毎日9時には学校に来ないと単位をもらえないという厳しいものだった。


イズミ「そういえば昨日でバスケ部の合宿終わりじゃない?」

麻子「じゃあ、今日光来るわね。ねぇ、夏休み最後は4人で思い出作りたくない??」


イズミ「いーね!!」