振りかえると理華がこちらを見ている。

理華「光、ここ3日間ずっと考えてた。光は大切な友達だし、それに…女の子だし。」

その言葉のひとつひとつが光の胸へと刺さっていくようだった。

理華「…光の気持ちを知ってから私の頭の中は光でいっぱいになった。でも光はあれ以来よそよそしくなって…なんていうか私、つらかった。」



ギュッ

光は瞳に涙を溜めて話す理華を思わず抱きしめた。

光「ごめん理華、つい…。…イヤなら―」

理華「ううん、そうしててほしい。」

その言葉を聴いて、光の締め付けられていた思いがスーっと溶けていった。

光「理華、大好き…」

そう言うと理華の唇にそっとキスをした。