『自転車楽しかったね』



イズミ(あれ~…この声どっかで聞いたことあるような…誰だっけ??)

イズミは閉じそうな目と崩れ落ちそうな体に耐えて声の方に耳を向けた。

イズミ(頑張れ、あたしの体!!)


『うん、また来ようね。理華』



イズミ(リカ!?)

イズミは薄れる意識の中視界に映ったのは、手をつないでコテージに入っていく光と理華だった。

イズミ「なんで……?」

そのままイズミは地面に倒れ、グーグーと寝始めた。