「「「カンパーイ!!」」」

イズミはバイト最終日を終え、光・理華が泊まっているコテージのホテルへ打ち上げにきていた。


店長「皆、お疲れ様!今日はどんどん―――」



ゴキュゴキュゴキュン



イズミ「あー、うっめーー!!」



イズミは店長の話が終わらないうちに先に一人で飲んでしまった。
店長の額に青筋が浮きだしたのを見てイズミは必死にフォローした。

イズミ「あっ店長!あたしの事は気にせず話続けてくださいよ!いや~~店長のイイ話聞きたい!ゴキュッ」


店長「…本田ぁ~!!お前は高校生だから酒飲むなーー!!」

イズミ「ヒィィィ~~!」



すごい形相の店長を見て外に逃げた。……が、店長も負けじと追ってくる。

イズミはあるコテージの横に隠れた。

店長「本田ーーー!!出てこい、コラーー!!」

イズミ(誰が出てくるかっつーの!!……あっやばい、急に走ったから酔いがまわってきちゃった)

イズミの意識が薄れ始めたとき、聞きなれた声が聞こえてきた。