光の告白から3日たった。
麻子たちは気づいていないが、まだ二人はギクシャクしている。


―体育館―
理華「光、部活終わった?」

ちょうどバスケットコートを拭いているところだった。

光「うん・・・あとはボールを用具室に片すだけ」

光は、理華の顔を見ずに言う。

理華「あたしも手伝う」
光「…サンキュ」

ガラガラガラ

光「これでよし!」

バタンッッ

その時、背後でドアが閉まる音が聞こえた。