麻子とイズミの暴走を光がどうにか沈めている。そんな光の後ろ姿を見て、理華は気づいた事があった。

理華(あ、あたし、ドキドキしてる…?)

理華は今までとは違う自分の気持ちに戸惑っていた。



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理華(あたしどうしちゃったのかな?光のことが気になってしかたない。光は女の子なのに…もしかしてあたし、女の子が好きなのかな…?)


イズミ「理華!今日の古文の宿題やった?お願い!見せて~~!!」

理華「もう、しょうがないなぁ。」


………


イズミ「てか古文の教育実習生、中国人っぽくない??」

理華「あ、いえてる!」

キーンコーンカーンコーン♪

イズミ「もう座らなきゃ!じゃね♪」
理華「うん、じゃあ☆」

理華(イズミは楽しいし、優しいケド…やっぱりドキドキはしない。…光とは違う。)

理華は確信した。

理華(『光だから』ドキドキするんだ…)