季節は春。
4人は期末試験をクリアし、無事3年に上がる事ができた。
そして今日は始業式だ。


タッタッタッタッタッタッ…


光「麻子がイキナリどっか行っちゃうから遅刻しそうじゃん!!」

麻子「仕方ないでしょ!?私に釣り合うイケメンがいたのよ!!」

イズミ「後ろ姿だけね……」

理華「ハァ…もぅ、ハァ、走れ…ない…」

光「理華、後ちょっとだから頑張って!!」



4人は学校につながる坂道を一気に走った。

キーンコーンカーン……

イズミ「やばい、鐘鳴ってる!そのまま体育館行こ!!」


――――――

教頭「一年生の皆さん、今日は本当に――――」


ガラッバタン!


イズミ「やっばい、始まってんの!?」
麻子「今ちょうど9時だから遅刻じゃないわよね!?」

理華「ハァハァ」
光「3年はどこ?」

ドアを開けるなり麻子とイズミは教頭より大きな声で話始めた。
全生徒が4人に注目している。


ザワザワザワ……


新入生①「あの先輩達すげぇ……」

新入生②「てか皆キレイじゃない??」

新入生③「あの背高い先輩、モデルみたい!!」