麻子とイズミは教頭にチョコを差し出した。
教頭「んな事言って、おまえら他にあげる男いなかったんだろ~?」

教頭は嫌味をいいながらも顔が笑っている。内心は嬉しいようだ。
その言葉を聞いた時、麻子は一生懸命笑顔を作っていたがおでこには血管が浮き出ていた。

カサカサ……


パクッ。


教頭「モグモグモグ………ヒィィッッ!!オェェェーーー!!」

麻子・イズミ「アーッハハハハ!!」

教頭は一瞬で唇が3倍に膨れあがり、マズさに耐えられないのか舌をティッシュで拭いている。

麻子「そのチョコはカレーのルー、ハバネロ、イカスミを混ぜたものよ!オーホホホ!!」

イズミ「マジうける!!普通気付くでしょ!!」

二人はキャッキャッと笑い合っていると、教頭がゆっくりと二人に近付いてきた。

教頭「おーまーえーらぁーー………」

麻子・イズミ「うわ、逃げろ!!」

教頭「待てーーーー!!」
麻子・イズミ「ギャーーー!!」