二人は、幸せそうに1つのベッドで抱き合っていた。

理華「ねぇ、光。起きてる?」

光「起きてるよ。」

理華「聞いてもいい??」

光「なに?」

理華「光が、初めて女の子を好きになったのっていつなの??」

光「…どうして?」

理華「だって…光、大柴くんと付き合ったりしてたし…」

光「…あぁ。」

理華「彼のことは好きじゃなかったの??」
すると突然、光は起きあがった。

光「理華、私は女の子が好きなんじゃないよ。好きな子が女の子だった。それだけ・・・。私は理華が好き。理華が男だったとしてもそれは変わらない。」

純粋な気持ちを伝えた光はどこか寂しそうで、はかなく見える。
そんな光を理華は抱きしめ、二人は疲れと安心感から深い眠りについた。